あがり症話し方教室 1 どうして話下手なのか
2、話下手の原因と対処法
話下手、
口ベタの
原因はいくつもありますが、すべて
口ベタだからといって「会話することから逃げている」ということに集約されるでしょう。
「とにかく人前はダメ!!」「自分はどうしても人前に出るとアガってしまうんです」と、非常に多くの人が言います。なんと日本人の90%は「人前に出るとアガってしまう」というアンケート統計データがあります。つまり人前で堂々と話しているように見える人も半分はアガっているということです。
これを象徴するエピソードがあります。
自分は人前に出るとアガってしまって、どうしようもないんです・・・・こんな人がある記念パーティーでのスピーチを頼まれました。当人は頭から火が出るような感じでスピーチをしました。後日、友人が撮ったパーティーのビデオを見たそうです。すると、「あること」に気づきました。
全然、アガってるように見えない・・・? その日以来、人前であまりアガらなくなったそうです。
実は「アガっている状態」というのは、ほとんど聴衆の目にはわからないものなのです。だから、あなたが「凄いなあ」と思っている話し上手の人も、内心はアガってるのかもしれません。
要は「アガルから話さない」か「アガルけど話す」かの違いなのです。「アガルから話さない」でいたら、ず〜〜っと
あがり症のままです。
@ 聴衆の視線が怖い
「話上手な人」の共通する特徴は、目の前にいる大勢の人と一度に話そうとしないことです。言い換えると、目の前のひとりひとりと対話をするように話すということです。
「フローティングアイ」という言葉を耳にしたことがあるでしょうか?
人は何十人という聴衆の目を一度に見ることはできません。全員の目を見ようとすると、漂ってしまったよう目つきになるのが、まさに「フローティングアイ」なのです。よく「話をするときは、相手の目を見て話せ」といいますが、こうなってしまうと、まったくの逆効果です。「話上手な人」はひとりの目を見て話しているのです。その結果、大勢の人前にいるという意識が薄くなっているのです。
話下手な人は、多くの人に見られていることに、何らかの恐怖感に近いものを感じてしまいます。相手が大勢いても、親しい友人ばかりだと、それほどアガルなんてことはありません。知らない人多数の前に立つと「見られている」ということを意識しすぎてアガってしまうのです。
よく「聴衆をカボチャだと思え」という少々乱暴なアガリ防止法を耳にします。しかし、血の通った人間ですから、多くの人の目があるというだけで、緊張し、アガっていしまうわけです。
でも、どんなに多くの聴衆がいたとしても、私たちは結局「ひとり」しか見ることができません、1対1のコミュニケーションがたくさん集まったのが、スピーチなのです。
「大勢の視線が集まっている」「一度に見られている」という意識が強くなりすぎてアガってしまうのですから、一つの文章はひとりの目を見て1対1のつもりで話し、次の文章は別のひとりの人を見て話す(
4-3-2) ことで大勢の前で話をしている意識が薄れ、アガルことも少なくなります。
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