あがり症話し方教室 3 あがり症を克服する話し方
4、普段の話し方で話す
自分ではゴルフをしない人でも、テレビでタイガー・ウッズのプレーを見たことのある方は多いでしょう。
彼はショットの前に、いつも必ず同じ動作をして、スウィングに入ります。打つ方向を真後ろから見て、足の運びも同じようにスタンスをとり、同じように素振りをして、いつと同じように目標と玉に視線を移し、それから打つのです。
物事を始める前に儀式のように同じ動作を行うことは、自分に合図を送るものとして、心理学的にも効果が実証されています。たとえば、毎朝仕事の前にコーヒーを一杯飲む。カレンダーに印をつける。格闘家がゴングと同時にガウンを思いっきり脱ぎ捨てる。このようなサインを作ることによって戦闘モードに切り替わるのです。
あがり症の方はあがりそうと思う事柄に自分なりのこの儀式をつくればよいのです。3つくらいの動作を組み合わせるのがよいでしゅう。たとえば、人前で話す前には、腕時計を外し、天井を見上げて、深呼吸をするといった要領です。
人前であがってしまう大きな理由のひとつに、「日常ではあまり使わない言葉を口にする」ということがあります。言い慣れない言葉を使って間違ったらどうしよう。失敗しないだろうかという不安も大きなあがりの原因です。
「本日は」は「今日は」、「一昨日(いっさくじつ)」は「おととい」というように日常会話で用いる言葉を使いましょう。友人と会話してるような自然体でのスピーチがあがりを防いでくれます。余計にあがりの原因を増やすような言い慣れない
話し方ではなく、普段の会話調で話しましょう。