あがり症話し方教室 4 人前での話し方のテクニック
5、言葉以外のものを使う話し方
相手に何かを伝えるときには、2つのメッセージがあります。
・言葉(言葉の内容)によるメッセージ(バーバルメッセージ)
・言葉以外(口調・声の大きさ・視線・態度)のメッセージ(ノンバーバルメッセージ) です。
対話の場合、メッセージの伝わり方の比率は、言葉が7%、話し方が38%、態度・表情が55%だという 「 メラビンの法則 」 というものがあります。アメリカの心理学者アルバート・メラビアン教授が発見した法則です。ノンバーバルメッセージがなんと93%も占めています。「
4−B 具体例をあげる 」 で例をあげたように、言葉そのものより、それ以外のものが大きく関わっているということです。
たとえば、腕組をしてにらみつけていたら、脅しであったり、拒絶であったり、少なくともあなたに好感を持っていないというメッセージが伝わるはずです。
人間関係をよくするためには、「スマイル 」 が必要といわれています。言葉はなくても 「 敵意はありません 」 「 仲間ですよ 」 「 好感を持ってますよ 」 という気持ちが伝わるのです。「目は口ほどにもの言う」という言葉は誰でも知っていますが、いざ話をするときには、言葉以外の大事なもののことを忘れてしまっているものです。
声のトーンで相手に与える説得力も変わります。高いトーンより低いトーンが説得力があり、声が小さいと「自信がなさそう」と思われます。(
4−2−@) 文章の途中で視線を変えると「自信がなさそう」という印象を与えます。
(4−3−A)
スピーチにおいては、とかく話の内容を重点的に考えがちですが、言葉以外の部分も重視し、スピーチの姿勢、声のトーン・大きさ、顔の表情などにも注意したリハーサルを積んで臨むべきなのです。