あがり症話し方教室 5 スピーチの前に
2、話を組み立てる
話題がなくて
スピーチができないという人は得意テーマについて話せばいいのですが(
5−1)、話が続かなくなってしまう人もいます。
その原因の大半は 「 話の流れ・構成が頭の中にはっきりできていない 」 ことにあります。まず、この話をして、次にあの話をして、最後にこの話をするということが、
スピーチをしながら、頭の中にハッキリ描けていれば、話はスムーズに流れます。事前に予定していた話をうっかり飛ばしてしまっても、自然な流れで問題なく話を続けることができるのです。
ですから、
スピーチの台本を作って覚えることより、話の順番・流れを徹底的に頭に叩き込んで
スピーチに臨みましょう。
話の流れ・構成というと、まず誰でも頭にうかぶのが 「 起承転結法 」 です。
漢詩の句の並べ方で、起句でうたい起こし、承句でこれを承(う)け、転句で趣(おもむき)を転じ、結句で結ぶという形式です。「 起承転結=文章の構成や物事の順序 」 という意味で使われることもあるくらい代表的なものです。
スピーチを考えるうえでは、必ずしもこの流れにしばられる必要もなく、「 起承結 」 でもいいのですが、ぴったり 「 起承転結 」 にあてはまる話題を思いつけば話の順番を覚えやすくて最適です。
自分の得意なひとつテーマについて話すということになると 「 昔話法 」 というのがあります。
浦島太郎、桃太郎の話のように、時間の流れにそって話を進めていきます。「 いつ、どこで、誰が、なにを、どうしたか 」 とひとつのエピソードに絞って話をすすめる方法ですから、「 話題が少ないから 」 という方には、話をつくりやすいでしょう。
どのような話の構成にするにしても、話の順番を十分に把握して、話がバラバラにならないようにすることが、わかりやすい
スチーチのコツになります。