あがり症話し方教室 5 スピーチの前に
3、聴衆に聞いてもらえる話し方
いくらいい内容の話でも聴衆に聞いてもらえないことには、伝わりません。
聴衆にあきられると聞いてもらえません。全体集会での校長先生の話だとか、結婚式の主賓の挨拶などで、心当たりがあるのではないでしょうか。興味のない話、関心のない話が続くとあきられてしまうわけです。
聞いてもらえる
話し方の方法を3つあげます。
まず、1つ目は「身近な出来事・誰にでもありそうな体験談を混ぜる」というものです。身近な話には親近感を感じますから、話し手と聴き手の距離も縮まり、あきないものです。
2つ目は「共感しやすいニュースを入れる」です。人込みの中で故郷の訛りを耳にすると、ふと懐かしさを感じますし、見ず知らずの人と話していて、話し方から同郷だとわかり話がはずむなどということもよくある話です。趣味や出身地など共通する部分があると、相手は急速に親しみを感じます。
悲しいニュース・暗いニュースは会場全体が暗い雰囲気になるので逆効果です。できるだけ明るいニュース・心暖まるニュースで、みんなが知っているニュースならピッタリです。
3つ目は「内緒の話をする」というものです。
「ここだけの話しですが〜」と聞くと「なんだろう?」と真剣に聞くようになります。ここでしか聞けない話しとなると、何か得をした気分になり、「ああ、来てよかった」「この人の話を聴けてよかった」と満足感を感じることになります。
これらの話は、短い話しでかまいませんので、いくつか準備しておいて、聴衆の様子をみて、あきてきているなと思ったところで、折り込むと、スピーチ全体をあきずに聴いてもらうことができます。