あがり症話し方教室 5 スピーチの前に
4、もしアガってしまったら
十分な準備をし、リハーサルをくり返しておくと、だいたいのアガリは防げます。また、話の内容に自信があり、興味のもてるものであればアガらなくなります。
といっても、慣れないことを大勢の前でするとなると、人間ですからいつアガるとも限りません。スピーチをめったにする機会のない人にとっては、何度も経験して場数を踏むということができないことですので、アガのも無理のない話です。ですから、そうならないように、十分すぎるくらいのリハーサルをしておきましょう。
もしアガったときにどうすればいいかを知っておけば、アガった時に安心して対処できますし、その安心感から最低限のアガリですみます。
@ 体を動かす
アガってしまう人は、直立不動の緊張した堅い体勢で話を続ける人が多いものです。その緊張した姿勢そのものがアガリを増幅させてしまいます。
アガってきたら、まず体を動かしましょう。動くことによって人間の脳は活性化されます。脳への入力と出力が繰り返されるからです。ゆっくりと歩くのが効果的ですが、結婚式のスピーチなどで、歩くのが不自然な場合は、会場の隅々に視線を配るようなしぐさで首を動かすという手があります。
やってみるとわかりますが、直立したままのスピーチよりも、体を動かしたほうが表情も変化しますし、声のメリハリもつきます。何よりもアガリそのものが少なくなるのがわかるでしょう。
パソコンなどの機器を用いたプレゼンの場合ですと、用意した資料を提示するなどして、体を動かすことで緊張をやわらげます。