あがり症話し方教室 5 スピーチの前に
1、何を話せばいいのかわからない
「
スピーチを頼まれたけど、何を話していいものやら」 というのは、よく聞く話です。
自分で口ベタだと思っている人でも、趣味の話とか、どうしても聞いてほしい話になると、スラスラと話せるものです。つまり、自分の得意な
テーマ・好きな
テーマ・なら、どんな人でも雄弁家になれるものなのです。
毎月何回も講演をしている
スピーチのプロでも、もし、まったく知らない
テーマについての講演を依頼されたとすれば、「さて、どう話をしたものか?」と悩みますし、いつものように雄弁にはなれないのです。知らない
テーマについての
スピーチは難しいのです。
話ベタな人は、何を話していいかわからないから自分には
スピーチなんて無理だと思い込んでいる人がいます。しかし、そんな人でも自分の大好きなこと、得意なことについての話ならできるのです。
これについてなら話せそうだという核になる部分を決めてしまいます。
あとは、話の関連性を探して、得意な
テーマに移るようにすればいいのです。関連性を探すのが難しいようなら、あいだに短い話題をはさめばいいわけです。
結婚式のスピーチでは、料理を前に長話をすることは好ましくありませんので、
Mick's実用文例集 などの文例集サイトを参照するのも失敗のない方法です。
ただ、選んだ文例をそのまま使うのではなく、短い話でかまいませんから、新郎か新婦の人柄をあらわすエピソードなり、どちらかの家柄をあらわすような話題、その場の皆さんに共通する話をはさむなどのアレンジを加えることで印象深い
スピーチになります。
スピーチでやってはいけないことがあります。
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自慢話はしない
基本的に
スピーチで
自慢話というのはタブーです。一般に、
スピーチにおいては聴衆の共感を得る
テーマが好ましいのです。成功談よりは
失敗段のほうが共感してもらえるので受け入れてもらえます。どうしても伝えないといけない成功談がある場合は、
失敗談と合わせて話すなり、
失敗談の間に入れるくらいの気遣いをしたほうがいいでしょう。
A 言い訳はしない
スピーチにおいて「日本人は謝罪・言い訳からはじめ、アメリカ人はジョークからはじめる」といわれています。典型的ないいまわしが、「突然のご指名によりまして、
何を話せばよいのかわかりませんが・・・」「え〜、私、口ベタなもので・・・」「準備不足でわかりにくい話だとは思いますが・・・」
こんな話から入ったのでは、聴き手ははじめから嫌になります。言い訳は一切しないで
スピーチを始めるほうがスマートです。また、聴衆も聞く気になりますし、少なくとも言い訳から始めるよりははるかにマシです。
次に話の組み立て方について・・・